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ヨーロッパ特許庁のホームページである、esp@cenetを使えば、
同時に世界中の特許を検索できます。
ヨーロッパだけでなく、アメリカや中国の特許も同時に検索できるのです。

例として、技術情報の調査として、全世界のナノテクノロジーの特許について調べてみましょう。(本当は、ナノテクノロジーでは範囲が広すぎるので、もっと限定して探すことになります)


まずは、スペースアルク(英辞郎)などで、検索キーワードを選びます。
日本語のキーワードに対応する英語の単語を調べましょう。

たいてい複数の単語が出てくると思うので、それらの単語全てで検索しなおすのがよいでしょう。

たとえば、ナノテクだと、"nano  techonology"と"nanotechonology"(スペースがない)では、違う結果がヒットします。

ここでは、"nanotechnology"で検索してみます。


(追記)
esp@cenetのページを日本語にできるようになりました。
日本からの利用が多かったのでしょうか。

esp@cenetのトップページに、「日本語のインターフェスへここをクリックしてください」という文章があるので、そこをクリックすれば、説明文などが全て日本語になります。

ただし、検索キーワードは英語を使う必要があるので、以下の部分は以前と同じです。





キーワードが決まったら、esp@cenetのページから、上図の"Quick Search"をクリックしましょう。

Quick Seachでは、キーワードをタイトルか、アブストラクト(概要)に含む特許を検索できます。

その下のAdvanced searchで特許番号や発明者の名前などでも検索できますが、はじめての検索では、Quick Searchでよいと思います。





上のように、search term(s)のところに、キーワードを入れます。
小さくて読めないかもしれませんが、nanotechnologyと書いてあります。




212件ヒットしました。
アメリカ、ヨーロッパ、日本などの特許がヒットしていますが、やはりアメリカが多いようです。

上から二つ目の特許をクリックしてみます。





このような画面がでてきます。
特許番号や発明者、Abstract(概要)などが分かります。

青い四角で囲んだpatent familyをクリックすれば、この特許の対応特許(同じ発明を他国に出した特許)が調べられます。
これで、どの国で特許が抑えられているか調べることができます。

赤い四角で囲んだタブをクリックすることで、Claim(請求の範囲)や、Original document(特許の原文)を調べることができます。


キーワードを変えながら、何度も検索してみましょう。
英語でのキーワード検索のコツに、キーワードを変えるときの考え方を書いてありますので、参考にしてください。




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